BMZインソールを使った感想(その2)
よーとです。
前回に引き続き、BMZインソールを使用してきて感じた、BMZ全般に対する感想を書いていきます。個々のインソールに関することは次回から書いていく予定です。
今回まず話したいのは、BMZインソールは具体的にどのような特徴があり、実際に使ってみてどう感じたかということです。
詳しくはBMZのホームページをみればわかることなのですが、簡単に説明すると立方骨という足の外側に位置する骨を支えることで足全体のバランスを整えていくというしくみです。
一般的に売られている機能付きインソールの大半は、アーチ部分(土踏まずなど)を高くすることで物理的に下から支えるというものです。
確かに、アーチが落ちた状態である偏平足になるのはバランスが崩れている状態なので下から支えるのは1つの考え方としてはあると思います。
一方で、そもそもなぜ偏平足になるのかと考えた時に、単に土踏まずなどのアーチ部分に問題があるわけではないと考えているのが、以前の記事でも出した足病学での考え方です。
足病学では踵が内へ倒れる(回内する)ことなどが原因で結果的にアーチが崩れた状態になると考えます。したがって、以前に紹介したような足病学に基づいたインソール(スパーフィート、Formthotics)では、踵部分が比較的しっかりとした作りになっています。
これらに対し、BMZインソールは立方骨という足の外側の骨を中心に支える構造になっています。立方骨を支えることで、自然に足裏全体のアーチが保たれるという考え方のようです。
では実際にBMZを使用していた感想を述べていきたいと思います。
立方骨が支えられていることでどこまでアーチが確保されているかは、正直客観的にはあまり知りませんが、主観的にはしっかりと支えられているのかなと思います。
というのも、僕自身は長年、原因不明の足裏の痛みを抱えており、スパーフィートやFormthoticsなどのインソールを使っているときは痛みがかなり軽減されていて、BMZを使っているときも同様に痛みが軽減されていたからです。
これに加えて、BMZの素晴らしいと感じる点もう一つあり、それが種類が豊富なことです。
競技や用途によって履く靴は様々なので、ある程度のバリエーションは絶対に必要だと思います。表面素材の違い、厚みの違い、矯正力の違い、用途の違いなど様々な違いを考慮したものが販売されているので自分の求めているものが見つかりやすいです。
例えば、僕の経験でいうと、BMZを使用する以前にも既に素矯正力や形状が素晴らしく、足の痛みを解放してくれるインソールには出会うことができ日常的に履く靴やランニングシューズでは満足のいくものでしたが、これらはその形状や素材が原因で、サッカースパイクに使うには少し不都合な部分がありました。
そんな中で、しっかりと矯正力はありつつもサッカースパイクに使えるように、薄くて耐久性があり、かつ滑りにくい(グリップ力がある)というものを探していたところこれらの条件を満たすものに出会うことができました。
もちろん他の会社が出しているインソールでもこれらをすべて満たしてくれるものがあり、実際に使った経験がありますのでそちらもまたの機会に紹介します。
ここまでBMZのいいところばかりを書いてきましたが、敢えて改善してほしいと思うところを書いていこうと思います。
それはホームぺージの製品ラインナップに関することです。
カルパワーやキュボイドパワーなど大きく4つほどのジャンル分けがされているのですが、イマイチそれらの違いが何なのかなどが分かりにくいです。
名前の由来などが書かれていたり、比較があるとこの分類も頭に入りやすいような気がします。
あとは、求めている商品にたどり着けないことがあるということです。
これは未だにわからないのですが、普通に製品カタログを見ていっても目当てのものが載っていなかったりするので、検索で探して見つけることが多いです。
最後に余計なことを書いてしまいましたが、BMZはいいアイテムがたくさんあるので、皆さんの求めているものにも出会える可能性は十分にあると思います。
という感じで、長くなりすぎましたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
BMZインソールを使った感想
よーとです。
今回からはこれまで私自身が使用してきたBMZインソールについて書いていきたいと思います。(BMZのURLを貼っておきます。https://bmz.jp/)
今回はBMZインソール全般に対して僕が感じていることを書いていきます。
僕が初めてBMZインソールを使用したのは大学生の頃でして、そのころに比べるとかなり知名度が高くなったみたいですので知っている方も多いのではないでしょうか。
最近はアンブロのスパイクにも採用されているみたいです。
対談の様子がホームページにあったので、一応リンク張っておきます。
https://store.descente.co.jp/column/column_umbro_bmz.html
僕が使い始めたのはたまたまネットで見かけたのがきっかけでした。
名前も全く聞いたことのない企業だったので、正直最初の方は少し怪しさを感じていました。
しかし、ホームページを見てみると、会社や開発に関するが結構載っていて、ラインナップが豊富なうえに商品の情報が細かく載っていたので、かなり関心が湧いてしまいました。
特にありがたかった情報としては、インソールの表面素材に加えて厚みが書いていたことです。前回の記事などでも書いていますが、インソールを購入するにあたって厚みって結構重要で、スパイクなどのタイトなものにはいくら形状や機能が良くても、きつくなってしまっては使い物にならないですからね。
厚みまで記載されているのは僕が知っている限りではたぶん珍しいと思います。
あとは価格が高すぎなかったところも少し安心できました。もちろんカスタムなどは高額ですが、既製品であればかなり価格の安いものも用意されているので、試してみるには敷居が低かったです。
これはあくまでもカスタムから既製品までいろいろ試してきた僕自身の考えなのですが、よほどの大きなけがや変形を抱えているなどの理由以外なら、本当に効果的な商品であれば既製品でも十分な効果は得られるはずです。もちろん、プロの世界では別の話です。
ということで、既製品を買いました。
で、使って見た感想ですが、これは結構衝撃的でした。
大学でのサッカー生活ができたのもこのインソールのおかげといっても過言ではないです。
これまでにも少し書きましたが、僕は幼少期からかなりの痛みや怪我持ちだったのですがその痛みが軽減でき、かつスパイクのフィット感を維持できるというのがとにかくありがたかったです。
商品選びに関しては最初は少し迷いました。というのも、昔のホームページではどれを選べばいいかということがあまり書かれていなかったからです。今は競技や用途ごとにどれがおすすめであるかが載っていますので選びやすくなってます。
僕は当時わからなかったので、メール相談しました。そしたらなんとメールをすると電話で相談してくださり、非常に細かなアドバイスなどもいただけました。
企業ではなく、一個人にここまで対応してくれるのは正直けっこうな驚きでした。
この相談のおかげで自分に合うインソールに出会うことができました。
さらに、僕が思うBMZインソールのすごいところは、商品がどんどん開発されていることです。しかも、しっかりと改良がなされているのです。これはおそらく客の声をしっかりと拾っているからだと思います。
今はどうかわかりませんが、僕が購入していた当時はインソールを購入すると中に必ずはがきが入っていて、商品の率直な感想が項目ごとにかけるようになっていました。
僕は購入するたびにほぼ毎回書いていたのですが、改善してほしい点として書いたところが実際に商品として後に現れていたので、これにも結構驚かされました。
この記事を書くために、久々にBMZのホームページを見てみたらまた新しい商品が出てました。
ちょっと長くなりすぎましたので、続きはまた次回書きます。
スーパーフィートインソール(カスタムブラック)の使ってみた感想
よーとです。
今回は前回に引き続きスーパーフィートのインソールに関してです。
今日紹介するのはスーパーフィートのカスタムブラックというカスタムインソールになります。
これは、足の不調を訴えて通った整骨院で作っていただいたものになります。
http://superfeet-jp.shop/view/item/000000000026?category_page_id=all_items
感想
前足部の厚みは約4or5mmくらいだと思います。
カスタムインソールなので、やはりフィット感は既製品のスパーフィートのものよりは多少いいかもしれませんが、正直なところ既製品でも十分なフィット感があったのでなかなか差が感じにくい部分はありました。もちろんフィット感はいいということです。
厚み普通程度にあるので矯正力という意味では大変いいのです。日常的に使用するシューズやランニングシューズなどにはいいと思いました。ただ、スパイクなどのタイトな靴には少しきつく感じる方もいるかもしれません。僕にはスパイクに入れる分には少しきついと感じました。
前回にも書きましたが、表面がやはり滑ります。これは正直けっこう致命的だとおもいます。構造や矯正力、フィット感がいいものなのにここだけが残念だと思います。
ということで、整骨院の先生に滑りやすいのをどうにかならないかと相談したところ、表面に滑りにくい素材を張り付けてくださりました。このおかげで致命的だと言っていた滑りやすさに関しては解決されました。
写真は表面に張っていただいた素材をはがしたので接着剤がついていて汚くなっています。すみません。
滑りにくくなったのは大変良かったのですが、少し厚みが増してしまったため若干靴がきつくなってしまいました。ただこれは、僕自身の足のボリュームにもかなり関係しているので、そこまで大差はないです。
まとめ
矯正力やフィット感はとてもいい。
薄くはないので、スパイクなどのタイトな靴にはきついかもしれない。
個人的に滑りやすく感じたので、何か加工してもらえるといい。
以上より、個人的にはランニングシューズや普段履きの靴にはお勧めです。
スーパーフィートインソール(カーボン)を使った感想、、、、滑りにくく加工してみた話
よーとです。
今回はスーパーフィート(superfeet)という会社が制作しているインソールの使っていた時の感想を書いていきたいと思います。
http://superfeet-jp.shop/view/item/000000000001?category_page_id=all_items
このインソールは前回の記事で紹介したものと同様に、海外のメーカーで足病学に基づいて開発されたものです。
インソールの業界ではかなり有名でスポーツショップなどでも目にする機会がたびたびあります。
僕自身がこのインソールを購入することになったきっかけは、しっかりとした矯正力があり、かつサッカースパイクでも使用できるように厚さが薄めのものを探していたところ整骨院の先生に紹介していただきました。
今回紹介するのは、スーパーフィートのカーボン(CARBON)という名前の商品です。
これはカスタムインソールではなく既製品のものになります。
感想
インソールのヒール部分には固い素材が使用されており、踵を含めた後足部のアライメントを整えることによって本来に足に備わているクッション機能などを活かせるようになっています。
前足部の厚みは約2or3mmです。
僕が求めていた矯正力や耐久性に関しては非常によく、カーボンを使うことで薄くて丈夫になっているのでタイトな靴であるスパイクに入れて履いても大丈夫でした。
この点に関しては非常に満足していました。
ただ、一点だけ気になったのが非常に滑りやすいということです。
次回以降にまた紹介しようと思いますが、他にもスーパーフィートのインソールを持っていますが、それも滑るので多分これはスーパーフィートのインソール全般的に言えることだとおもいます。
ということで、本題にもありますように少しだけ加工してみることにしました。
やったことはいたってシンプルで表面に滑りにくい素材を張り付けただけです。
この素材選びがけっこう悩んだのですが、滑りにくく、かつ、このインソールの特徴である薄さをキープするためには薄いものを選ばないといけません。できれば通気性なども考慮したいと思っていました。
ただ、素人の僕にはそんな素材は見つかることはありませんでした。
結局、通気性は諦めて薄さと滑りにくさ優先した結果、ゴムマットを使用することにしました。通販サイトで売っている業務用のゴムマットを購入し、インソールの形にカットして表面に張り付けました。
肝心の使用感は、、、まあ使えなくはないですけど結局使わなくなりました。
というのも、確かに滑りにくさと薄さは実現することができたのですが、今度は逆に滑りにく過ぎて、靴を履こうとしてもソックスが引っかかってうまく履くことができなかったことが大きな理由です。あとはゴムなので、通気性がなく蒸れました。
まとめ
・スーパーフィートは滑りやすいですが、切り返しの動作が少ない競技や普段履きのシューズであれば問題なく使用できると思います。
・形状や矯正力に関してはお気に入りだったので、表面の素材だけすべりにくくなれば競技用でも使用できるのでいいなと思います。
・物を作るうえで材料の調達というのがかなり重要なウェイトを占めるということを知りました。
インソール(Formthotics)を使った感想
よーとブログです。
今回は僕が今までに使用してきたことのある足底板(インソール)について書いていきます。
僕自身は幼少期から様々なスポーツをしてきたわけですが、とにかく怪我が多かったです。もう小学生の頃からバンバン怪我や痛みを抱えていましたから、当時から整骨院に通っていました。
ただ、なかなか治らない痛みが多かったのでいろいろと試してきました、その中の1つとしてインソールがあります。
もちろん小学生や中学生の頃は足の解剖学に関する知識も、インソールに関する知識もほとんどありませんから整骨院の先生や店の店員に勧められるがままに購入し試してきました。
インソールにかけた総額は数十万で、10年以上もいろいろと使用してきていますから少なからず得られた知識などがあります。なので、この経験から足にトラブルを抱える皆さん、特にスポーツをしている人々にとって少しでも参考になるようなことを書いていきたいと思います。
今日紹介するのは、タイトルにもありますようにFormthoticsというインソールです。
一応URL貼っときますね。
このFormthoticsというのは、おそらく会社の名前でもともとは日本ではなく欧米系の国(たしかニュージーランドかどこか)が発祥の会社のようです。
最近はメディアにも少しずつ取り上げられるようになっていますが、海外の国には足を専門とした学問である足病学というものがあり、足専門のドクターである足病医がいます。
僕にこのインソールを作ってくれた先生はこの足病学を学んでこられた方です。
Formthoticsはホームページを見てもらうとわかりますが、かなり商品ラインナップが豊富です。その中でも今回紹介するのはMedicalというものです。
僕自身は店舗では見かけたことがないのでおそらく、医療機関に行かなければ作ってもらえないのだと思います。
作成方法
このインソールは熱形成するタイプのもので、専用の機械でインソールを温め、自分の靴に入れて履きながら、型づくりを繰り返します。
事前にフットプリントという足の計測も行っていただくので、このデーターと実際に履いてみた感覚をカウンセリングしながら必要に応じて追加のパーツを付けてくれます。
少し黒くなっていますが、これはカビなどではなく人工芝のゴムチップの色がついてるだけなので安心してください。
使用用途と感想
他のオーダーインソールと比較して非常に軽いです。
僕自身はこのインソールは普段履きのスニーカーやランニングシューズに入れて使用しています。
というのも、もともとは私自身はサッカーでスパイクに入れて使用するつもりでしたが、Medicalということもあり、矯正力がある程度しっかりしているため少し厚みがあります。
したがって、スパイクのような非常にきつく、タイトな靴に入れると足がパンパンになって動きづらくなってしまいます。
感覚的には他のインソールよりも内側縦アーチ(土踏まず)のサポートが高くなっています。
効果
僕は小学生の頃から続く慢性的な足の裏の痛みを抱えています。よく言われるような足底腱膜炎とは少し違う感じで、砂利道や起伏の多い地面を歩いたり走ったりしていると急に電気が走るような痛みが生じるのです。
それがこのインソールを付けている間はほぼなくなりました。
しっかりと矯正力があり、少し厚みもあるといったことが関係しているのかもしれません。
まとめ
ランニングやスニーカーなどタイト過ぎない靴におすすめ。逆に言うとスパイクなどのタイトな靴にはしんどいかもしれません。
僕自身は足の裏の痛みに効果がありました。
また次回以降になりますが、スパイクのようなタイトなシューズ用のFormthoticsのインソールも使用していたのでそれについてもまた書いてみます。